女性は果たして本当に弱者なのか

◇女性は果たして本当に弱者なのか

◇男性が女性を守る意識は必要なのか    

特に男性のみなさんへお聞きしたいのですが、女性は弱者だという認識はありますか?  

私は男性ですが、正直なところあまり女性は弱者だという実感が日常生活ではありません。

むしろ、女性にボコボコに怒られたりして、恐いイメージもあるくらいで、男性である私が弱者なのではないかと思うこともあるくらいです。

でも、本当は女性は常に弱い立場になりやすい存在だということを今回確認したいのです。

実は、今日(3月8日)は、「国際女性デー」という日です。

これは日本ではあまりなじみは無いのですが、世界では色んな国で大きなイベントが行われています。

「女性にも男性と同じ権利を持つことは大切なことだ。」
ということを改めて確認をしたり、また、
「女性として生まれたことを喜んでお祝いしよう。」
というイベントが開かれたりします。

ロシアやモンゴルやベトナムなどは「国際女性デー」は祝日です。

「国際女性デー」は具体的にはこんなことをします。

女性の就職のことを考えたり、働く女性同士が交流する機会を持ったします。

女性が男性に比べて不当に扱われていたり、差別されていると思っている人はデモをしたりします。

他にはこんな素敵なことをしたりもします。

その日は家事や育児は男性に任せて、女性同士で外食したり、おしゃべりをして楽しんだりします。

男性は日ごろの感謝を込めて、母親や奥さん、会社の同僚の女性にプレゼントをしたりします。

そんな「国際女性デー」なのですが、今回考えたいのはここからです。

それは、女性は日本だけではなくて、世界中の国々でこれまでの歴史の中でずっと多くの場合弱者だったということです。

男女平等になり始めたのはこの100年くらいくらいで、それまでは何百年ももしかすると、千年、二千年も女性は弱者でした。

社会が、特に男性が、男女平等にしよう!と意識を持って、ようやく女性は平等な権利を得ることができると言えると思います。

つまり、何も考えずにいると女性は弱い立場に置かれやすい存在だということです。

そういうことを男性は意識する必要があると思います。

今日、女性に文句を言われたとか、女性にバカにされたとか、女性の上司に嫌がらせをされているとか、そういうこともあるでしょう。

そういうこともありますが、社会全体として、人生単位で考えた時に、女性はしいたげられる立場になりやすいということです。

男女平等の社会をこれからも継続する方法は男性が、

「女性も平等に接しよう。」

「女性にも男性と同じ権利を持てるようにしよう。」

「女性にも男性と同じような教育の機会を与えよう。」

「女性にも男性と同じ評価でお金を支払おう。」

と考えることです。

「男性が」そう考えることが必要です。

今、目の前にいる女性は、自分にとって圧倒的な強者に見えるかもしれません。

でも、そんな女性も悲劇的な弱者になりやすい存在です。

男性が、特に身近にいる女性が弱い立場にいないのか、いつも心の片隅に置いておければ、女性も平等に暮らせる社会になると思います。

塾長 村木康太

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